沼津市足高地区の沼津市少年自然の家に隣接するヒノキの人工林です。市民に開放された森林公園の性格を持ちますが、40年以上も手入れがされておらず、気軽に立ち入るには躊躇せざるを得ないほど荒廃していました。
当クラブは、ボランティア団体として、このような状態を改善したいと、沼津市当局の了解の元に、平成22年12月から、愛鷹運動公園内森林散策エリア(約11Ha)として、整備作業を進めてきました。
今後、市民が気軽に立ち入り、森林浴しながら楽しめる明るくて安全なミニ森林公園を目指して、市民参加の体験交流も行いながら整備作業を行う予定です。
愛鷹運動公園は、静岡県東部地域の中核都市である沼津市市街地の北側に広がる愛鷹山麓に位置しています。東名沼津インター北西にあり、県東部地域のスポーツ・レクリエーション活動の拠点となっています。
森林散策エリアは、愛鷹運動公園の北端にあります。
森と竹で健康クラブでは、森林散策エリアの樹木に一層親しんでもらうため、「樹木銘板」の作成と取り付けを行いました。
銘板を作成した樹木の種類は49種、枚数は64枚です。
クラブ員会員が、間伐ヒノキを手彫りし、塗装しました。
「愛鷹運動公園内森林散策エリア」に、遊歩道登り口スロープと階段手摺りを設置しました。
クラブメンバが、エリア内の林で間伐したヒノキを利用して、平成26年10月1日に製作を開始し、10月25日に完成しました。 駐車場からの目印にもなり、市民の皆様の、森林散策エリアの利用促進にもつながると期待しています。
10月1日(水) 檜の間伐材を利用した材料加工
10月10日(金) スロープの加工作業
10月25日(土) 設置作業
「愛鷹運動公園内森林散策エリア」遊歩道周辺の整備を進めてきましたが、市民に利用してもらうためにはPRが必要と考え、案内板の設置を計画しました。
クラブメンバが、エリア内の林で間伐したヒノキを柱や枠組みに利用して、平成25年11月30日に製作を開始し、12月11日に完成、遊歩道の両端である工芸館下の駐車広場と見晴らし台の入口に設置しました。
① 設計図に基づく材料の加工
② 枠組み作業
③ 案内板枠組み立て
④ 柱の穴を掘る
⑤ 案内板据え付け
⑥ 完成した案内板
「愛鷹運動公園内森林散策エリア」のJR送電線下の遊歩道周辺の整備活動として、送電線保護のために伐採されて積み上げられていたヒノキの丸太や枝を片付け、灌木を除伐し、雑草や笹、篠竹などの刈り払いを行った結果、遊歩道からの景観が大幅に改善されると同時に広いスペースが生まれました。
当クラブではJR送電線下の一帯を「木の花さくやゾーン」と名付け、桜や山帽子、あじさいなどの花木を植樹してきましたが、生まれた新しい広場に藤棚を設置することを計画し、周辺のヒノキ林で間伐したヒノキを柱や枠組みに利用して、平成26年2月22日に製作を開始し、3月29日に完成しました。
① 設計図に基づく材料の加工
② 組み立て作業
③ 四本柱の穴を掘る
④ 枠組みを立てる
⑤ 竹で組んだ格子の引き上げ
⑥ 完成した藤棚の前で